はあちゅう(3) ブログを続ける辛さ
縁あってこのブログに辿り着いた皆さん、ごきげんよう。
毎日誰かに謝っている、モモコです。
ごめんなさい。
昨日は、別の有名ブロガーさんの取材から帰ってから、
布団に倒れこんでしまいました。
ごめんなさい。
そんな訳で、土曜の朝から更新です。
ごめんなさい。
さて。今日はいよいよはあちゅう取材の最終回。
今日のテーマは、はあちゅうのブログ戦略と、「悪あが記」の裏側です。
※1つのエントリーが長過ぎると判断したため、読みやすさを考慮し、
後日 分割させて頂きました。(内容は変わっていません。)
■宣伝になると思って始めたことでも、いざコメントを見ると凹んでしまう
モ 「“ブログをやっていてつらかったことや戸惑ったこと”の欄に、
“2chなどでこきおろされるのを見ること”と書いてくれてますね。
これについては、本当につらいと思うけど…。」
は 「はい。“悪あが記”では、かなり叩かれましたから…。
ただ、そもそも“悪あが記”は、女子大生ネットワークみたいなものを目指していたの
で、アクセス数をかせぎたかったんですね。
もちろん、大前提として“さきっちょと面白いことをしたい”というのがあったんです
けど。」
モ 「ええ。お金をもらって書いてる訳じゃないですからね…。
本人が面白くないと続きませんよね。」
は 「はい。ただ、アクセス数をかせぎたいという思いもあり、“叩かれればブログの宣伝に
なるな”と考えていたんです。
でも、実際にひどいコメントや書き込みを目の当たりにすると、やっぱり傷ついてしま
う自分がいて。」
モ 「それは、そうでしょうね…。」
は 「“悪あが記”を始める時、アクセスを稼ぐためにはどうしたらいいか、さきっちょと
相談しました。
それで“最初にキメ顔を、最後に変顔を、必ず載せることにしよう”
と2人で決めたんです。」
モ 「本気ですね。」
は 「いや、本当に本気になったのは、むしろアクセス数が伸びてきてからなんです。
1日数万アクセスのブログになってからは、睡眠時間を削り、人で毎晩企画会議を
していました。最後は、1日に3~4時間しか寝ない状況でしたね。
さきっちょなんて、卒論前なのに、静岡と東京を何度も往復して。」
モ 「そこまでできたのは、アクセス数の重みというか、“たくさんの読者の期待に応え
よう”という気持ちが強くなったからですか?」
は 「…というか、私もさきっちょも、根がエンターテイナーなんです。
どうしたらもっと面白いブログになるか、毎日真剣に考えていました。
あれだけ、バカなことやお遊びに時間をさいたのは、生まれて初めて
でしたね。それこそ、お金をもらってやっている訳でもないのに(笑)。」
モ 「本当にサービス精神がないと、そこまで出来ませんよね。」
は 「…ただ、そのサービス精神が逆に、バッシングを呼んでしまった部分もあって。
先程も言ったように、私たちは毎日“キメ顔”と“変顔”を載せていたので、それが
反感を買ってしまったりもしました。
容姿など、自分自身へのバッシングは辛うじて耐えられたんですけど、自分の顔が
“見る者の心を不快にする”という書かれ方をした時は、本当につらかったですね。
自分が被害を受けるならまだしも、他の方に迷惑をかけているといった書かれ方は、
本当につらかったです。」
モ 「それは……本当にひどいですね。」
は 「はい…。一時期はかなり落ち込んで、自分でも“もうブログを書くのは嫌だな”と
思ったし、母にも“ブログをやめなさい”と言われました。」
モ 「きっと お母さんも、物凄くはあちゅうのことを心配していたんですね。
その時は、どうやって乗り越えたんですか。」
は 「その時は、本当にさきっちょに支えられました。
さきっちょが凄く気にしてくれて、サポートしてくれたんです。
“つらいなら、無理に書かなくてもいいよ”とも言ってくれて…。
さきっちょがいたから、乗り越えられたという感じですね。
ただ、そこで本当に落ち込んだので、逆にそれ以降は、あまり落ち込まなく
なりました。」
【はあちゅう(4) ブログにおける“戦略”とは?につづく】