『語源blog』湯元俊紀さん(3) ブログを書籍化するには?
縁あってこのブログに辿り着いた皆さん、こんばんは。
企画室も残りわずかの今日び、皆さんの暖かいコメントに励まされているモモコです。
今日は、『語源ブログ』作者の湯元さんインタビュー・第3回です。
■ブログを書籍化するには?
モ「そんな風に、趣味で始められた『語源blog』な訳ですが、どんな経緯で
書籍化に至ったんでしょうか?」
湯「1月に、アメーバブックスの責任者の方から、メールを頂きました。」
モ「アメーバブックス責任者の方が語源blogを見て、“これは面白い!”となって、
いきなり“書籍化しませんか”というメールが舞い込んだという感じですか?」
※ここで、同席していたアメーバブックス責任者(以下:責)が回答
責「いや、発掘担当は編集長がやっているので、語源blogに最初に注目したのは編集長でしたよ。
ただ、実際にブログを読んでみて、“これはいける”と思いましたね。」
モ「ほぉ~。書籍化するブログを選ぶ際には、どんな所に留意しているんですか?」
責「やはり、一番大切なのは“本人が楽しんで書いていること”ですね。」
モ「(ギク!)そうなんですよね。私のブログもそうですが、楽しんで書いていないと、
読者にはバレちゃうんですよね。」
責「ええ。誰かの目を気にしながら、というのではなく、本人が楽しんで書くことは大切ですよ。
湯元さんの場合、それが飛びぬけていましたね。」
モ「ううっ…。正直、とっても耳の痛い話です。勉強になります。」
■ブログを書くということ
モ「ライターとしても活動中とのことですが、“ライターとして文章を書くこと”と、
“ブログを書くこと”の間に、意識の上での違いはありますか?」
湯「ライターの仕事というのは、基本的に"依頼に応じて、求められているものを書く”という
スタンスです。一方、ブログの場合は、自分の好きに書けるので、そこが決定的に違います。」
モ「なるほど。」
湯「さっき責任者の方が仰っていた“楽しんで書いている”というのは、本当にその通りで、
ブログを読んで頂ければわかると思いますが、文体などもゆる~い感じで、細かいことを
気にせずに楽に書いてます。
好き勝手に、やりたい放題に書けるのは、ブログならではですね。」
モ「それが文章に表れているから、結果的に"いい感じ”のブログになっているんでしょうね。」
■ギャップの話
モ「これも恒例の質問なのですが、"ブロガーとしての自分”と"普段の自分”にギャップを感じる
ことはありますか?」
湯「『語源blog』の場合は、はあちゅうさんや普天王さんのブログのように、自分の内面を書いている訳
ではないので、ギャップというのは余り感じませんよ。」
モ「なるほど。自分のことではなく、語源について書いている訳ですものね。」
湯「ええ。ギャップはそんなにないです。」
ギャップはない、と言い切った湯元さん。
そう言い切れるのも、湯本さんの中に"書くべきもの”がたくさんあるからこそなのではないか、
と感じました。とっても話の面白い湯元さんでした。
次回作(?)を楽しみにしています。(特に東スポ!)楽しんで書くことを、続けてくださいね。
湯元さん、ありがとうございました!
突然ですが、次回はこのブログの最終回です!
徹夜明けですが、気合入れて更新しますよ。